31歳からの転職活動記

昨年、30歳という節目をむかえた際に、ふと、
「このままこの仕事を続けていても良いのだろうか」
と思ったのがそもそもの始まりだった。

そのとき私はとある運送会社で働いていた。職場に特に大きな不満はないし、少な目ではあるが収入もまあ安定していたので、そのままその会社で働いていても良かったのだが、これからの人生を考えると、何か一生モノのスキルでも身に着けておいたほうが良いのではないのだろうかという考えが頭の中に渦巻き始めたのだ。
しかし、この年齢である。今から何かを勉強するのは遅すぎではないだろうか、仮に勉強をして何かの資格を取ってもやはり年齢がネックとなって就職は難しいのではないだろうか、という不安は大いにあった。

そこで、とにかく転職や資格の情報を収集することに努めることにした。
その結果、職業訓練校というものを知るに至った。これは、現在求職中の人が、失業手当をもらいながら就職に有利になるような知識を学べるというシステムだ。
私は、「これだ!」と思い、早速地元のハローワークが管轄する訓練校の情報を調べ始めた。

そこからはもう怒涛の勢いで事を進めた。まず訓練校に行くには離職中でなければならないので、会社を辞めた。
正社員ではなかったが、約6年勤めた会社を辞めるのに多少の後ろめたさのようなものはあった。しかしそれよりも転職したいという気持ちのほうが遥かに大きかった。

そしてその後は無事に訓練校に入学。そこでは色々なことを学べ、各科に分かれているのだが、私はその中からプログラム言語やITの知識を学べる科を選んだ。
そこでの学校生活は、楽しかった。授業の進みが早かったり、今まで知らなかったことを学ぶので苦労はしたが、「就職する」という同じ志を持った仲間との生活は充実しており、幸せな時間だった。
だが、いつまでも上の空ではいられない。なんせその学校での在学期間は半年間しかなく、早めに就職の準備を進めなければいけないからだ。
私の入学した科では当然就職先はIT企業になり、月日が経つにつれ他の生徒もどんどん就職活動を始めていった。私もそれに遅れないようにどんどん履歴書を送り、10社くらい受けてようやく内定をもらうことができた。そう、職業訓練校に行ったからといって、楽に就職できるわけではないのだ。
それでも、前々から念願だったIT企業に入社し、プログラマーとして働くことができたのだから、今回の転職活動は成功だったといえる。

今30代の方も、もうこんな歳だからと諦めないで、本気で就職・転職したいならどんどん動いてほしいと思う。決して遅くはないのだから。

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